『世界の中心で、愛をさけぶ』感想

この日記、およびここから派生するリンクにはネタバレが含まれる可能性がありますので注意

世界の中心で、愛をさけぶ』、最近テレビCMを見ますね。だいぶ売れていて、来年公開で映画にもなるんだとか。タイトルを見て、昔話題になったアニメを思い出してしまう人も多いと思うんですが(私だけ?)。

タイトルが気になっていて、本屋で手に取ってちょっと読みました。止まらなくなりそうだったので買ってしまいました。1日で読めてしまう本です。
感想。ぐっときますね。私には。記述は平易で、むしろ淡々とした、という感じだと思います。その分想像の介入する余地が多いというか、読む人の立場で受け止め方が違うかもしれない。Amazonのレビューとか、”ready for the blue“さんの日記とか、こんなのは嫌いだー!っていう意見もけっこう多いです。

Quote:

こんな下品なほど煽りまくりの小説を読むのはどんなヤシなのか?そのような興味でもって読んでみた。そういう興味がなくては決して読まないタイプの本だ。

ってね。そういう気持ちも分かります。だって、単行本のオビにコメントを書いているのが柴咲コウで、映画の主演も柴咲コウ。狙いすぎです。

柴咲コウのオビのコメント:

泣きながら一気に読みました。
私もこれからこんな恋愛をしてみたいなって思いました。

こういうのに売らんかなという商業主義的ニオイを感じてしまう。まあしかし、出版社のメディアミックスの姿勢は今に始まったことではないし、好きも嫌いも人それぞれだと思いますよ。ちょっと優等生的過ぎですか?

うん、でも私はこれ、好きですよ。「好きな人を失う喪失感」がテーマの作品だと思いますが、これはやっぱり、今好きな人、愛する人がいれば、その人に重ねて考えてしまうのはしょうがないと思います。だから、小説の人物に感情移入しているのか、自分自身のこととして感じているのか、その区別は難しいですよね。私の読み方は後者です。この日記で書くのは始めてだけど、実はもうすぐ結婚する彼女がいます。その彼女を失ってしまったら…と考えずにはいられませんでした。あまりに膨大な、終わりの見えない時間だけを残されて、自分はどう過ごすのだろう、と。自殺、はできないんじゃないかな。毎日寝て起きて、食事をして仕事をして、きっと変わらない日常が流れていくんだろうけど、そこには色がない。世界の全てが色を失ってしまった、と小説中にありますが、あーそれ分かる、なんて思って。

まあ良くあるテーマではあります。村上春樹の『ノルウェイの森』に似ているという指摘をどこかで見ましたが、確かにそうかもしれない。でも今まであまり小説を読んだことがなくて、こういう話って好きだな、と思えた人がいたとしたら、いいきっかけにはなりますよね。ただ、『ノルウェイの森』はけっこうエロいですよ(笑)。そういうの苦手な人はご注意ください。

また思うことがあったら何か書くかもしれません。

7 Responses to “『世界の中心で、愛をさけぶ』感想”

  1. tkzy Says:

    映画版のサイトがあったので追加しておきます。
    http://www.toho.co.jp/lineup/sekaino/welcome-j.html

  2. kanojo Says:

    照れる

  3. karesi Says:

    まあいいじゃないか。
    本当のことだし。
    とかって言ってるのはノロケですか?
    どう見てもノロケですね。(笑)

  4. takeratta::Blog+ Says:

    世界の中心で、愛をさけぶ…悲劇ではない現実に思う…
    「 世界の中心で、愛をさけぶ 」 朔太郎とアキの記憶の扉 発売日 2004/04/21売り上げランキング 252Amazonで詳しく見る 劇場で見てまいりました。 DVDが存在している事を知りました。 公式…

  5. ネクター Says:

    こんにちは。
    私も原作を読んで感動しました。
    なんだかこう胸がつまされるような思いでした。

  6. (の´`の)フ Says:

    どうも。セカチューは映画、小説、漫画、ドラマと見てきてますがドラマが一番いいと思いました。自分はかなり読解力がなく全然感動しないのですがドラマはけっこう(・∀・)イイ! 読解力がないから感動しないのだろうと思うのでもう一回小説読んでみます。

  7. tkzy::blog » Blog Archive » 間に合わん… Says:

    […] 1位は「世界の中心で愛をさけぶ」です。一度感想を書いただけなんですが。 あと珍しいのは「結婚 鶴岡八幡宮」という方。参考になってるんでしょうか?教えて欲しいもんです。「結婚式 会食」で来ている方もいらっしゃるようで。 […]

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